続きです!






まず結果から言うと第一志望の企業から内定を貰うことが出来ました!
というわけで、その時のお話をします。



書類選考は戸籍上の性で通過しました。
履歴書には特に詳しくは書いていませんが

性同一性障害診断済み
男性として就業希望

だけ書いておきました。

一次面接は人事
最終面接が役員

どちらも私のセクシャリティ、今後の手術予定等をお話した上で
採用検討して欲しい旨を伝えました。


【面接で話したこと】

・性同一性障害であること
・性別適合手術を予定しており一ヶ月ほど休職すること


【内定後に伝えたこと】
(面接で伝え忘れてました笑)

・渡航準備の為、平日休暇を取得するかもしれい


【企業側からの質問】

・手術に伴う休職期間は一ヶ月だけなのか
・手術後、生活に支障はないのか
・休職明けに通院等で仕事を休む可能性はないのか
・トイレの利用はどちらが良いか

主にこの4点でした。
下記が私の回答です。

→タイで同時オペ予定なので一回の手術で全て終了します。
 その後、長期休職することはありません。

→何かトラブルでもない限り、生活に支障が出る後遺症や障害はありません。

→ホルモン注射による通院が月一回程度ありますが、
 余程のことがない限り仕事を休む必要は無いので支障はありません。

→男女別のトイレなら男性トイレを利用したいです。


【企業側からの通達】

・休職期間中は無給
 その期間の社会保険料は自腹になる

・手術準備による休暇取得は問題ない
 有給付与は入社半年後の為、欠勤扱いとなる


入社三ヶ月程で渡航予定なので、予想通りという感じです
柔軟に対応していきたいと言ってくださり本当に有難いです。



ザッとまとめましたが、面接では他にもいろいろと話しました。
日本でやらないの〜?タイに行くの〜?隔離期間があるの〜?
なんて、質問もいろいろと笑

あまりデリケートに扱われてもお互い気を違うので
気になることはなんでも聞いて貰えて良かったです。



企業によっては手術や休職することを良く思わない場合もあると思います。

同じ能力の人がいたとして
健康ではあるものの一ヶ月も休むような手術をする人と、
そういった事情は特にない健康な人を選ぶとなったら健康な人を選ぶと思います。
こればっかりはご縁なのでしょーがないです。



その中でもご縁のある企業は山ほどあると思います。
自分の現状、今後のこと、男性として就業したいこと、
企業側からの質問にしっかり答えられるように準備しておけば、
転職活動は想像しているより困難ではなく、
他の企業の反応を見ても性同一性障害が大変なハンデに感じることはありませんでした。
(とはいえ、毎回のカミングアウトは精神的にめちゃくちゃ疲弊します)

セクシャリティ諸々含め
転職活動に二の足を踏んでたのは勿体ないことをしたなぁと
今までの自分の決断力の無さに正直後悔しています。

それでも、この歳でいろいろと決めて動きだせてよかったです。
取り返せるように頑張ります。

後押ししてくれた彼女にも感謝です。


とりあえず転職活動は終了!



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害(FtM・FtX)へ
にほんブログ村